初当選から早いもので4年が経過します。 今日まで数多くの皆様のおかげで議員活動を続けてこれたと心から感謝申し上げます。 さて、この4年間を振り返りますと、2019年10月の東日本台風と名付けられた台風被害から始まり、翌年2月には新型コロナウイルス感染症が本格的に広がりだしました。 改めて被災しました地元の住民の皆様に対しましてお見舞いを申し上げますと共に、新型コロナウイルス感染症に罹患しご家族がお亡くなりになりましたご遺族の皆様に心からご冥福をお祈りいたします。
まさに、この4年間は私に限らず世界規模で激動激変の社会環境でございました。 新たな生活様式と銘をうって我々の生活環境は大きく変化しました。 特に子どもたちの学習環境は、学校そのものに通えず対面で先生から学ぶ、対面で仲間と共に学ぶという当たり前の事が当たり前でなくなり、さらには、各種目のスポーツを学ぶ部活動やクラブ活動も様々な制限を受けざるを得なく混迷を極めたとても苦しい時間でした。 合わせて、コロナ禍によって病院の往来が制限され、人であれば誰しもが肉親との最後の別れに立ち会いたいものでありますが、多くの方がそれが叶わぬ事態にありました。
人の『悲しみ」『痛み』を忘れてはならない
また、これまでもインターネット社会が進む中で、人と人とが実際に会って話し合い触れ合う機会が少なくなり『利便性』の代償に『道徳心」というものが失われることに懸念を抱いておりました。 しかし、今となってはそのインターネットこそが人と人を繋ぐ重要な役割を担うツールのひとつになったと実感するようになりました。 これからは、新たな未来技術を有効的に活用しながら、人として失ってはいけない『真心』や、生まれ育った故郷を大切に想いを抱く『愛郷心」を育む事が最も重要になると考えます。
私は、この4年間で改めて栃木県の実力、栃木県の潜在能力を再確認いたしました。 その実力と潜在能力は栃木県民の皆様の『チカラ」であります。 福田富一知事の『街づくりは人づくり』を基調とした県政運営がしっかりと根付いてきている証であります。 栃木県民の、人の気持ちを大切に、思いやり溢れる心優しい県民性は声高らかに発信すべきであり、更なる次世代の栃木を皆様と共に描いていきたいと考えます。
一人ひとりの『声』を大切に
県政と市政の役割の違いはありますが、住民自治の主役はその地域に住む住民です。 議会・議員は、その住民の裏方となり支え、誰もが安心して暮らしていけるよう地域を整えていく立場にあります。 その事を忘れずに一意専心臨んで参ります。